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KOKORO

Macとスローライフを愛する親爺の 
              diary of hart
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憧れの赤岳(二日目)
2006.09.17 sun 赤岳 曇り後晴れ

二日目も、しつこく富士山のワンショットからの始まりです。
でもいつもそうなのですが、気がつくと必ず富士山が被写体になってるんですねぇ。山に登ると必ず富士山の姿を探してしまいます。
誰でもそうなのかなぁ〜!?  それとも私だけ!?!


翌朝の富士山です

チェックイン後の赤岳展望荘の様子をチョット・・・・。

この展望荘ではチェックインの際に使い捨て用のカップを渡され、そのカップに自分の名前を書くように即されます。で、宿泊中はこのカップがあればコーヒー・お茶・お湯が自由に飲めるシステムになっているのです。何だか健康診断の時のアレを思い出してしまい・・・面食らっちゃいました。
そしてチェックインですが、私より先に到着していた若者二人組は予約無しでの宿泊らしく受付を後回しにされているのです。更には同様に予約無しの年配夫婦などはひどいものです。

「この天気だと明日も風雨で期待出来ないから今日中に下りた方が良いですよ。」

ですって!
この言葉には驚きです。
やっとの想いで辿り着いた山荘なのに、そんなふうに追い返さなくてもいいんじゃないの。しかも外はガスってきたし雨が強くなってきてる。山小屋って安全の為、基本的には予約無しでもOKの筈なのに・・・あの夫婦はどうしたのかなぁ。

そうこうしていると、ゾロゾロと来るは来るは団体さんの御一行です。つい先程までの落ち着いた空気は何処へやら。しかも一行は関西の中年パーティー。総勢40人はいるでしょうか!?山荘はアッという間に関西弁の嵐となってしまいました。そこは、もう貸し切り状態!
(関西の方々を悪く言っているのではありません。悪しからず!)

それにしても寒い。チェックイン待ちで外で呑んだくれた時に、体を冷やしてしまったようだ。震えが止まらない。寒さ対策に持ってきたフリースを着込み寝袋にくるまるが、それでも寒い。(山荘の布団は大部屋は寝袋)
そういえば山荘には珍しく、ここには五右衛門風呂があるらしい。時刻は2:00 pm.を廻ったばかり。ちょっと早いかなと思いながらも風呂場を覗くと誰もいないし、すでに湯も沸いているようだ。一番風呂を頂くことにした。風呂は直径2メートル強の五右衛門風呂で一人なら充分に手足を伸ばせる大きさだ。しかし湯はぬるく、色は醤油を薄めたような色で足下はヌルッとする。一応薬草風呂と唱っているようだが・・・・山のテッペンで入れる風呂だ。上等上等!
勿論、石けん・シャンプーの類いは使用出来ません。

風呂の後は湯冷めしないようにサッサと着込み、持って来たクッキーと例のマイカップで熱いコーヒーを2杯頂く。タダで飲み放題は気兼ねなくてイイよね!
(ただではない。宿泊料金8500円にキッチリ含まれています。)
あとは6:00 pm.の夕食を待つだけ。それまで関西弁を子守唄に再び寝袋にくるまります。でも、眠ったような眠れなかったような・・・。

5:30 pm.周りの騒々しさに目が覚める。

「こんなお天気で、あした帰れるんやろか。」
「心配やな〜 ほんま!」

外は最悪のようだ。何やら風にあおられバタンバタンと物音が絶えない。雨音も激しい。私も少々不安になってきたが、こんな時の大人数は精神的に心強いものだ。これが一人っきりの山荘だったら・・・団体さん、やっぱり頼りになります。(笑) でも、消灯後に他の宿泊者に何回か注意されてたなぁ。


二日目
結局、眠れたような眠れなかったような。4:00 am.トイレに起き、そのまま目覚めてしまった。朝食の時間までウダウダ。団体さんの食事が終わって6:45 am.に朝食を終える。すぐさま支度を整え赤岳展望荘を後にしたのが7:18 pm.。外はガスで何も見えない。雨は弱くなったものの、とてつもない強風だ。レインウエアを着込みスパッツを装着する。

「これじゃぁ、横岳から硫黄岳なんて到底無理だ。」
「赤岳から阿弥陀岳を目指してみよう・・・」

ここでルート変更です。団体さん達も赤岳へのチャレンジを諦めたらしく、地蔵尾根を引き返す模様。私は昨日からの三度目の赤岳ですが、とにかく風が・・・途中で飛ばされそうな帽子を取ります。頂上までの鎖場で4人のパーティーの後に続き、その彼らを追い越し7:58 am.二日目の赤岳山頂です。ここまで来ると、先程までのガスは強風に流され朝日も射してくるようになりました。


赤岳山頂直下の鎖場

そのまま南側の梯子を下り更に鎖場を慎重に下っていきます。しかし、文三郎尾根・阿弥陀岳方面への分岐が見つかりません。地図を取り出し確認しているとキレット方向から男性二人がやってきました。彼らにルートを尋ねると、すぐ先に分岐の標識があるとの事。

「そこだ!」

鎖場と強風に気をとられ、冷静さを失っていたようだ。
気を付けなくては!


頭上の岩壁

三点確保を確認するようにルートを少しずつ少しずつ下りていきます。そして、次第に緊張感は喜びへと変わってきたのです。後ろを振り返ると中岳のコルから阿弥陀岳への尾根道がハッキリと見えます。もう、嬉しくて嬉しくて・・・・。
なんだかドキュメンタリー映画の一場面のようです。


雲に隠れた阿弥陀岳と中岳への尾根道

赤岳直下の鎖場とザレた急斜面を突破し8:38 am.道標の建つ文三郎尾根と中岳へ向かう稜線との分岐点へ到着。ここで小休止。ところが何故か阿弥陀岳への想いが湧いてこないのだ。

「どうしちゃたんだろう! 時間的にもまだ余裕はあるのに・・・。」

どうやら、赤岳踏破の満足感と下山後の温泉のほうに、気持ちが傾いて来たようなのです。

「一応のケジメは着ける事ができたんだ。」
「もう、これからは何度でも八ヶ岳にアタックできるぞ!」
「焦る事はない。阿弥陀に横に硫黄、待ってろよ。」
「いつでも勝負してやる!」


行者小屋へ向かって下る文三郎尾根

ここでレインウエアとスパッツを畳み、ストックの準備をする。
8:30 am.さぁ!文三郎尾根の長い下りだ。いつもの膝痛が脳裏をかすめるが、考えても仕方のない事。焦らず、頑張らず、一歩一歩慎重に歩を進めよう。
ザレて滑りやすい道をしばらく下ると、すぐに金網の階段を下るようになる。右には赤岳から硫黄岳への稜線、左に阿弥陀岳を眺めながら高度感のある下りを楽しみ・・・・樹林帯が見えてくると行者小屋はもうすぐだ。


静かな行者小屋と硫黄岳

最後の樹林帯をジグザグに下ると、行者小屋の幕場に出た。昨日、行者小屋に着いた時には二張りしかなかったテントも、今日は色とりどりにカラフル。

「いいなぁ〜 やっぱりテント泊だよなぁ。」
「来年は絶対、テントで縦走でしょ!!」

既に心は来年のテント泊です。行者小屋をベースキャンプにすればどの山も自由自在だし、なんと言っても自分で担いで自分で設営して、そして自炊。山小屋泊まりには代え難い至福の満足感を味わえるはず。

9:44 am.行者小屋に到着。
昨日とは違い、幕場とは打って変わっての静けさだ。15分ほど休憩し、すぐに出発。ところが本日のよしぞ〜はコロコロとルートを変更してしまうのです。まだ時間も充分あるし、このまま真直ぐに“やまのこ村”の駐車場まで下るのもつまらない。折角だから、赤沢鉱泉を廻る北沢ルートを辿ってみよう。行者小屋の裏手から樹林帯をゆっくりと下っていく。


赤岳鉱泉

10:20 am.赤岳鉱泉着。ここは硫黄岳へ直登でアクセスできる場所。そのせいか、こちらの幕場もにぎやかだ。しかし、ひとの気配が全くない。みんなとっくに硫黄岳へ発ったのかな・・・・。
通り過ぎるように赤岳鉱泉を後にし、北沢沿いに下っていく。沢底の石や岩が妙に赤いのが気になった。遠目にみると、まるで血の川だ。長く単調な沢沿いの道が終わると、あとはひたすら林道を歩く事になるが、ここまで来れば美濃戸のゲートはすぐそこ。

やまのこ村駐車場11:54 am.到着。
二日間の山行を振返りながらシメはいつものソフトクリームです。

「疲れたなぁ〜 でもやっちゃったんだね・・・」
「やっちゃったんだよ ほんと・・・」

後方にそびえる赤岳の稜線が気になるが、ここからではもう望めない。
でも、その気になれば何時でも来れるんだ!

「じゃぁね!  また来るよ・・・」

12:30 am.温泉、温泉、しゅぱ〜〜つ!!
| | 23:56 | comments(5) | trackbacks(0) | - | - |
そうそう、山は逃げません。
よしぞ〜さんのルート判断良かったのではないでしょうか。(と、偉そうに言ってみる)

でも、山小屋の人が年輩ご夫婦に言ったセリフ、まんざらひどいとも思いません。
予約無しで泊まれるのは人命を優先しなければならない状況のときであって、いつでも予約無しで泊まれるんだと思って来る登山者も多いんですよね。
山小屋にも許容量がありますから。
翌日になれば下山できない可能性もありますし、その日に下山したほうが確実と判断してそう言ったのでしょう。
(その現場や詳しい状況分からないので断定はできませんが)
| おだけ | 2006/10/12 1:54 AM |

よしぞ〜さん
素晴らしいです!やれば、出来るんですね!私も出来るのでしょうか〜(^^♪ 何か、うれしいなあ。

とてもきれいな写真を見せていただいて、私の肺まできれいになりました。ありがとうございます。



| あしざわ | 2006/10/12 10:48 PM |

>おだけさん
強風の中、稜線の直登に恐怖心を覚えました。
思うに、恐怖心の有無により判断が左右されるのかなぁ・・・・なんて感じました。(当然か!)

そうですね。しっかりした登山計画があれば、当然小屋の予約はする筈。予約無しという事は、曖昧な計画なのかな!?

>あしざわさん
よく入らしてくれました! 大歓迎です。

赤岳挑戦については、個々の意識次第だと思います。たまたま今回は巧く登頂出来たのかもしれませんし・・・。
ただ、出来るかどうかは自分個人の問題。人に左右されるものでは無いと思います。単独にしろ複数人数にしろ個々がしっかりした何か(自信と言うか踏ん切りと言うか、私の場合はある意味覚悟でした)を感じた時は、行ってみるべきだと思います。

吉と出るか凶と出るか、とにかく行ってみなければ何も分からない事は確かです。

な〜んて、よしぞ〜は考えています。

また、覗きに来て下さいねぇ!
| よしぞ〜 | 2006/10/13 1:07 AM |

よしぞ〜さんへ

以前私が説明したときの説明の仕方がまずかったのかもしれませんね。
基本的に山小屋は最初から泊まることを予定している場合は予約を入れるのがマナーだと思います。山雑誌にもそういったことは書かれてますし、一応暗黙の了解というかマナーになっています。
予約無しでも泊まれるというのは、あくまでも想定外の状況で下山できないときには泊めてもらえるということだと思ってください。
中には土日でも臨時休業していたりしますから、確認の意味でも予約は入れておいたほうがいいと思います。
| おだけ | 2006/10/13 9:01 PM |

>おだけさん
山小屋の予約についての説明、有難うございます。
そうですか。マナーですか。良く解りました。

ところで、単独行の予約って気が引けてしまいます。私の勝手な思い込みですが、小屋が空いてる場合はいいのですが、団体さん等で混んでいる時は小屋に悪いような・・・(団体さんで大変なのにたった一人の為に申し訳ないような)気分になっちゃいます。それに、北横岳ヒュッテの時のように他の団体さんと食事が一緒になったら間が持てません。人見知りするもんで・・・・・。

そこいくとテント泊はいいな。
自由気ままで、なんたって安い!
| よしぞ〜 | 2006/10/15 11:08 PM |










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